第62回日本応用動物昆虫学会(応動昆)大会 | 2018年3月25日から27日まで | 鹿児島大学郡元キャンパスなど(鹿児島県鹿児島市)

学会主催ランチョンセミナー「昆虫学におけるABS」

「遺伝資源の取得の機会とその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分(ABS: Access and Benefit-Sharing)」は生物多様性条約の重要課題の一つで、ABSが着実に守られるための枠組みとして、2010年に名古屋議定書が採択されました。日本は昨年5月に本議定書を締結し(発効は8月20日)、それに対応した国内措置としてABS指針が施行されています。外国由来の昆虫や植物のサンプルを取り扱う際には本指針に従う必要がありますが、どのように対応したらよいかわからない会員も多いのではないでしょうか。そこで、ABSに関する第一人者である森岡 一氏をお招きし講演いただくことにいたしました。本問題に関心のある会員はご参加ください。

日時
3月27日(火) 12:00~13:00
会場
B会場
演題
  • 1. はじめに: 昆虫学におけるABSの必要性
     横井 翔 (農研機構 生物機能利用)
  • 2.名古屋議定書に対する生物研究者のありかたを考える
     森岡 一 (東京農業大学)
  • 遺伝資源には提供国の主権的権利が及ぶ。遺伝資源を取得し利用するためには、提供国の法令を遵守し、提供者・管理者の事前の情報に基づく同意(PIC)および当事者間のアクセスと利益配分に関する契約(MAT)を事前に結ぶことが、提供国の権威ある当局の許可を得るために最低限必要であることを認識しなければならない。このことは、1993年生物多様性条約発効以来取得者の遵守義務である。

    2014年名古屋議定書発効以後では、利用国国内において遺伝資源を利用する際にも同じ原則を遵守することが求められている。日本では2017年8月20日から利用者遵守のための国内措置として指針が施行されており、環境省に設置されたチェックポイントへの報告が義務となっている。利用者は、政府の国内措置対応以外に、資金提供機関、研究機関、遺伝資源保存機関、学会、学術雑誌、企業等がそれぞれの立場において確立した名古屋議定書遵守の仕組みへの対応も必要となってくる。

    今後の課題は、利用者が自己責任のもとで許可/PIC/MAT原則の遵守を提供国および利用国でどのように実践していくかにある。この原則遵守にはいくつかの課題が残されている。たとえば、名古屋議定書発効以前に取得され保存されている遺伝資源を名古屋議定書発効後に新たに利用する場合どう対処するかという課題がある。提供国の最新事情とともに、これらの課題を論じる。

    提供国の新たなアクセスと利益配分制度に対応するのは容易ではない。研究者の支援組織、研究機関、学会が一致協力してこの名古屋議定書に対応し、遺伝資源の取得と利用を促進し、生物多様性保全と持続可能な利用に寄与し、科学の発展に貢献することを期待したい。


※ 開催日当日の朝10:00より、大会受付にてお弁当引き換え券を配布致します(枚数限定、先着順)。引き換え券を持参の上、ご来場をお願い致します。

Springer社ランチョンセミナー

シュプリンガー・ジャパン社のランチョンセミナーを、3月27日(火)12:00~13:00にC会場で開催します。奮ってご参加ください。

日時
3月27日(火) 12:00~13:00
会場
C会場
タイトル
「論文を審査すること、通すこと: 編集者の立場と投稿者の戦略」
講演者
深津 武馬 (産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)


※ 開催日当日の朝10:00より、大会受付にてお弁当引き換え券を配布致します(枚数限定、先着順)。引き換え券を持参の上、ご来場をお願い致します。

新着情報

2018年3月31日

開催終了のご報告とお礼、忘れ物リストをトップページで公開しました。


2018年3月21日

講演中止2件をトップページで公開しました。


2018年3月20日

3/25に鹿児島中央駅西口→東口バスターミナル→天文館→城山観光ホテルの臨時バスが出ます。臨時便の時刻表をご確認下さい。


2018年03月16日

3/28に宮崎大学で開催される国際シンポジウム(本学会後援)について、詳細な情報を掲載致しました。


2018年03月15日

鹿児島大学の学生がお勧めする飲食店マップを用意しました。大会2日目/3日目にご活用下さい。


2018年03月08日

会員総会、学会賞・奨励賞・論文賞授与式、受賞講演公開シンポジウム技術士試験対策セミナーの情報を更新しました。また、学会主催ランチョンセミナー「昆虫学におけるABS」及びSpringer社ランチョンセミナー特別小集会「~都道府県学会員の未来を考える~」に関する情報を公開いたしました。


2018年03月03日

参加者名簿(2018/3/3版)を公開致しました。


2018年3月1日

口頭発表のプログラムに若干の誤りがあったため、最新版に差し替えました。発表順、発表者等に変更はありません。


2018年2月28日

大会運営委員を更新しました。


2018年02月27日

大会の確定版プログラム及び参加者名簿を公開致しました。講演情報をご確認下さい。

名誉会員昼食会の時間に誤りがありました。申し訳ありません。正しくは12:30~13:30になります。


2018年02月21日

参加者名簿(2018/2/21版)を公開致しました。氏名等に誤りがある場合は御連絡下さい。〆切日は設定しておりませんが、要旨集印刷後はウェブ上の修正のみとなりますことご容赦下さい。


2018年02月17日

大会の仮プログラムを公開致しました。修正受付の〆切を2/23(金)の17:00としておりますので、要修正事項がある方は注意事項を熟読した上でお早めにご連絡下さい。

※ 初期のファイルは日本語での検索に対応しておりませんでしたので、2/18にPDFファイルを入れ替えております。内容は初期のものと同一です。


2018年02月16日

アクセス・宿泊、大会運営委員、各種委員会のページを更新しました。


2018年02月02日

本日より、講演要旨集のみの購入が可能になりました。


2018年01月26日

当ウェブサイト全般にわたり、シンポジウムの題目に誤りがありました。正しくは「保全的生物的防除とIPMへの取り込み-土着天敵の実用的利用を考える」になります。シンポジウム関係者の方々には、深くお詫び申し上げます。


2018年01月06日

トップページの簡易プログラムで、3日目(最終日: 3月27日)は午前中で終了するような記述がありました。申し訳ありません。3日目は午後に[一般講演(ポスター発表コアタイム)/ポスター賞授賞式] [一般講演(口頭発表)] [小集会]を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。


2017年12月31日

電子広報委員会の開催時間が、12:00→13:00に変更となりました。出席される方はご注意下さい。


2017年12月21日

交通案内に一部誤りがありました。申し訳ありません。バス路線【鹿児島交通バス(鹿児島中央駅経由) | 19番線(紫原・桜ヶ丘五丁目行) |「法文学部前」下車】について、紫原(むらさきばる)を柴原と誤記しておりました。該当するバス路線の利用を検討されていた方はご注意下さい。


2017年12月15日

大会運営委員を更新しました。


2017年11月30日

英語口頭発表の応募資格に誤りがあったため、該当ページを修正しました。申し訳ありません。英語口頭発表への参加資格は、「申し込み時点で40歳未満で、博士未取得(学生含む)または博士取得後3年以内の者」となります。ご注意下さい。


2017年11月30日

本日より大会参加・講演申込ウェブサイトにて参加申込(事前申込)、一般講演申込、講演要旨の提出ができるようになりました。


2017年11月24日

託児施設の詳細な利用方法を公開致しました。ただし、利用料は仮のものですので、年末までに確定し再度告知する予定です。ご了承下さい。


2017年11月21日

ウェブサイトに以下の項目を追記しました。ご確認下さい。

大会3日目: 日本ICIPE委員会
講演細目28: 英語口頭発表
英語口頭発表の概略


2017年11月21日

大会参加・講演申込のページで、講演要旨の準備/Abstract preparationのPDFへのリンクが外れておりました。申し訳ありません。修正致しましたのでご確認下さい。


2017年11月2日

第62回日本応用動物昆虫学会大会のウェブサイトを公開しました。大会の講演申込は2017年11月30日(木)から2018年1月9日(火)の予定です。